2021/06/03 14:03
磁気コムBASE店の店長 山田です。
磁気療法の専門家である磁気コムならではの磁気うんちく話、「ソーケンとソーケンリラックス」をお送りします。
当店はソーケンメディカル社の正規代理店ですが、同社はひょうたん型のソーケンとマット型のソーケンリラックスが看板製品です。
ひょうたん型のソーケンは40年以上の歴史を持つベストセラー商品で、80ミリテスラ(西日本は66ミリテスラ)の磁気を発します。
ソーケンは全身磁気ベッドを構成するユニットになりますが、1台でも手首やヒザといった特定の部位にピンポントで磁気を当てたい場合に適しています。
また作動音はとても静かで、耳を近づけないと分からない位ですので、頭への磁気療法に適しています。
うつ病や認知症の最先端医療であるTMS治療が注目されていることもあり、近年はTMS治療の代わりとして試される方が増えています。
ソーケンの欠点としては小さくて重い(2.5キロ)ことです。
例えるとダンベルのようなゴツさがあります。
座布団のようなソーケンリラックスは本体の中に治療器が3台入っていますので、お腹全体、脚全体をカバーするような簡易的な全身磁気療法が可能です。
重さは2.3キロとソーケンとそれほど変わらないのですが、大きい(35cm×54cm)ので密度的に軽く感じます。
そのためお腹に乗せてもそんなに重さを感じません。
ソーケンリラックスには固定ベルトがありますので、椅子の背もたれにソーケンリラックスを固定して使うと便利です。
ソーケンリラックスの欠点は、放熱部がないために熱を持ちやすいことです。
連続使用は45分位が限界で、冷えるまで安全装置が働き磁気が出なくなります。
そのためタイマーは30分と短く(ソーケンは60分)、タイマーの大きさもソーケンに比べかなり大きいです。
またソーケンに比べ作動音が大きいので、頭に当てると音が気になるかも知れません。
そのため、私は頭方面に磁気を当てたい方はソーケン、足腰や内臓に磁気を当てたい方はソーケンリラックスをお勧めしています。
なお両機は同じ効果効能「血行促進、身体のコリをほぐす」でありながら、互いのメリット、デメリットを補うように出来ているのは面白いですね。
ちなみに磁石には反発・吸引という作用がありますが、磁気治療器を2台使うとそれぞれが発する磁気が弾け合い、より広範囲の磁場を作ることができます。
そのため2台なら相乗効果で2倍以上の効果を生み出すことができます。
ソーケン、ソーケンリラックスともに良い機械ですので、ぜひとも両方の機器をお試しいただければ幸いです。