2021/06/03 13:26
磁気コムBASE店の店長 山田です。
磁気療法の専門家である磁気コムならではの磁気うんちく話、「磁気療法の効果」をお送りします。
私は以前、ある方からこんなご意見をいただきました。
「磁気で色んな病気が良くなったって人が沢山いるんだから、ホームページ等に大きく載せればいいのに」
大変ありがたいお話です。
確かに「磁気治療器で私は〇〇の病気が治った!」なんてキャッチコピーはとても目を引きますね。
ところがこれには出来ない理由がありまして、法律的なお話で恐縮ですが、なるべく分かりやすくお伝えします。
ソーケンやソーケンリラックスなどの家庭用磁気治療器は、厚生労働省の認可を受けている医療機器であり、「管理医療機器」に分類されています。
また医療機器は人の生命を左右する機器として、 「薬機法(医薬品医療機器等法)」という法律にて厳しい広告規制が設けられています。
そのため磁気治療器の効果・効能は「装着部位のこり及び血行の改善」のみしか表現できないのです。
ちなみに「治る」という表現も出来ません。
なぜなら「治る=治療」という意味になり、医師しかできない医療行為に抵触するからです。
磁気治療器が含まれる管理医療機器の定義は、「不具合が生じた場合でも人体へのリスクが比較的低いと考えられるもの」ですが、上位の「高度管理医療機器」の定義は強烈です。
「不具合が生じた場合、人体へのリスクが比較的高いと考えられるもの」 ※AED、コンタクトレンズ等
「不具合が生じた場合、生命の危険に直結するおそれがあるもの」 ※ペースメーカー等
なんかとても怖くなってしまう表現ですね。
しかし裏を返してみれば、医療機器にはそれだけ高い効果があるとも言えます。
だって効果が無ければ、人体へのリスクについて触れる必要性はありませんから。
ところで気付きましたか?
実は多くの方が付けているコンタクトレンズは、磁気治療器よりも1ランク高い高度管理医療機器なんです。
ちなみに眼鏡のレンズは、磁気治療器よりも1ランク低い「一般医療機器」です。
こう考えてみると、医療機器と言っても私達の生活にとても身近な存在でもあるんです。
最後に、医療機器を製造販売する事業者は機器の品質や安全性に対して一切の責任を負っています。
当店も皆さまに正しい情報の提供や安全予防に責任を負っていますので、今回は堅苦しいお話をお送りしてしまいましたが、次回のコラムはもう少しフランクな話をお送りします。
ぜひ、他のコラムもお読みいただけましたら幸いです。